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- ID:
- 同所は現在、街路樹以外の区内公園や緑地156カ所の樹木の点検を実施、6月末までに完了する予定。
30436
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0516
- 見出し:
- 三条で雲蝶生誕200周年祭
- 新聞名:
- 新潟日報
- 元URL:
- http://www.niigata-nippo.co.jp/life/tourist/news/20140514111970.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 幕末から明治時代初期にかけて活躍した木彫の名匠、石川雲蝶が今年生誕200周年を迎えたことに合わせ、雲蝶が拠点としていた三条市で5、6月を中心に、さまざまな記念イベントが行われる。生誕200周年祭や作品展示会などを通じ、「越後のミケランジェロ」とも称される雲蝶の足跡を多角的にたどる
。
雲蝶は1814年、江戸に生まれ、20代で彫物師として名をはせたが、三条の本成寺の世話役に仕事を頼まれたことをきっかけに、30代のころから三条を拠点にした。市内の本成寺や石動神社、魚沼市の西福寺開山堂など県内に多くの彫刻や絵画を残している。
メーンとなる生誕200周年祭は、6月14日午後0時半から、三条市須頃1の燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで開かれる。市や県、ボランティアガイドグループ三条雲蝶会、市内団体などでつくる実行委員会が主催する。
漆芸家で東京芸術大学教授の三田村有純さんが「魂の彫刻家 石川雲蝶」と題して講演。写真家で「越後の名匠 石川雲蝶」の著者、木原尚さん(見附市)が作品解説をする。パネルディスカッションやジャズ演奏などもあり盛りだくさんだ。200周年祭は事前申し込みが必要。受け付け開始は来週ごろに
なる見込み。問い合わせは市営業戦略室、0256(34)5511。
また、三条市歴史民俗産業資料館が6月10日ごろから、三条で作られた木彫の道具にスポットを当てた企画展示を予定。本成寺でも今月23日から特別展を企画している。そのほか、雲蝶の故郷、東京都豊島区で交流講座なども行われる。
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