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- ID:
- 26745
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0204
- 見出し:
- 芭蕉像がお出迎え 地場産スギPR
- 新聞名:
- 産経新聞
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/130202/tcg13020217530010-n1.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 東武鉄道日光線新鹿沼駅(栃木県鹿沼市鳥居跡町)に2日、地場産のスギをチェーンソーだけで刻んだ松尾芭蕉の木像が登場した。5月末まで駅改札に置かれ、穏やかな芭蕉の笑顔が乗降客らを出迎える。
チェーンソーカービングによる芭蕉像は高さ180センチの立ち姿で、同市のチェーンソーアーティスト、小林哲二さん(42)の作品。市観光物産協会と鹿沼地区木材需要拡大評議会によって平成23年に、まちの駅新・鹿沼宿(同市仲町)に芭蕉と弟子・曾良の像が設置されており、今回は第2弾となる。小
林さんは「奥の細道を歩いた芭蕉が思いをはせる雰囲気を出し、東北復興への願いを込めた」と話し、佐藤信市長は「鹿沼が誇るスギで素晴らしいシンボルができた」と喜んだ。
芭蕉は曾良とともに元禄2(1689)年、日光に向かう道中、鹿沼に1泊しており、市内には歌碑も建立。駅を利用する観光客に芭蕉ゆかりの土地であることと、地場産業の木工業をアピールする狙いがある。
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