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- ID:
- 30119
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0408
- 見出し:
- JR塩崎駅前の桜、心に刻む 伐採前に児童記念撮影
- 新聞名:
- 山梨日日新聞
- 元URL:
- http://www.sannichi.co.jp/local/news/2014/04/08/10.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 甲斐市とJR東日本が進めているJR塩崎駅周辺の整備事業に伴い、駅南口の桜の木が伐採されることになり、思い出に残そうと地元の双葉西小の5年生らが7日、桜をバックに記念撮影した。児童は別れを惜しむように満開の花を眺めていた。
地元住民によると、桜は1951(昭和26)年12月の駅の開業に合わせ住民有志が植樹した。整備計画で駅前広場の駐輪場の予定地に含まれていて、夏には伐採する予定。「樹齢や病気の進行具合を考えると、移植は難しい」(同市)という。
5年生は、3年生の時に地域学習の一環で塩崎駅や桜の歴史を研究。桜を生かした駅の理想図を考え、地元住民に提案した。住民を通じて子どもたちの研究を知った市側が、記念になるようにと今回の撮影の場を用意した。
この日は児童51人が参加。2クラスに別れ、それぞれ保坂武市長と一緒に撮影した。駅は2017年度末までに整備事業が終わる予定で、市はいずれ、現5年生を招き北口広場に新しく桜の苗木を植樹することを計画している。
参加した関戸優奈さんは「桜が切られるのは残念だけど、今まで毎年きれいに咲いてくれてありがとうと言いたい。いつか新しく植える木が、駅のシンボルになってほしい」と話していた。
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