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- ID:
- 29879
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0312
- 見出し:
- 津波に耐えた桜が地蔵に 女川で開眼法要
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元URL:
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/article/75210
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町で12日、津波に耐えて一度は花を咲かせたが、その後枯れてしまった桜の木から彫り出した「桜地蔵」の開眼法要が営まれた。関係者は「震災の伝承と鎮魂の象徴になれば」と期待を込めた。
津波で駅舎が流されたJR女川駅北側に残された、2本の桜。2本とも枝がほとんどなくなり幹は途中から折れたが、うち1本が震災の1カ月半後に数輪の花を咲かせた。町民で「女川桜守りの会」を結成して保全に乗り出したが、2012年に枯死と判断されて2本とも伐採。その幹で作られたのが、高さ60セ
ンチほどの桜地蔵だ。
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