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- ID:
- 29361
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0104
- 見出し:
- 暖冬のベルリン 日本の桜咲き話題に
- 新聞名:
- NHK
- 元URL:
- http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140104/k10014251121000.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 暖冬となっているドイツのベルリンで、日本から贈られた桜の一部が早くも咲き始め、地元で話題となっています。
ドイツのベルリンとその周辺には、1989年のベルリンの壁崩壊と、よくとしの東西ドイツ統一を祝福して、日本からの寄付で、壁の跡地を中心に9000本余りの桜の木が植えられました。
ベルリンの桜は毎年4月に見頃を迎えますが、この冬は先月、日中の最高気温が連日10度近くまで上がるなど記録的な暖冬となったことから、一部の桜が早くも開花しました。
このうちベルリン北部、パンコー地区の通りでは、クリスマスの直前から桜が開花し始めて今は満開となり、地元で話題となっています。
この通りは鉄橋などで遮られて冷たい風が吹き込みにくいうえ、日当たりが良いことから桜が早く咲いたとみられ、通りかかった人たちは興味深そうに眺めたり写真を撮ったりしていました。
家族と桜を見に来たという地元の男性は「もっと暖かくないと咲かないと思っていたのでとても驚いています」と話していました。
現地の気象当局によりますと、ベルリンの暖冬は当面、続く見通しで、桜の見頃はしばらく続きそうです。
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