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- ID:
- 29277
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 1220
- 見出し:
- 不老長寿の湯気香る 沼津で橘の湯
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20131220/CK2013122002000094.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 日本原産の貴重なミカンの橘を使った「不老長寿・戸田香果橘(たちばな)湯」が十九日、沼津市戸田のホテルで報道機関に公開された。冬至の二十二日と元日に、戸田地区の市営温泉とホテル四カ所で楽しめる。
JA伊豆の国と戸田観光協会が企画した。国内には千二百種類のミカンの木があるが、日本原産はシークワーサーと橘の二種類のみ。橘は古事記や日本書紀に「永遠に香る不老長寿の実」として登場し、大切にされてきたが、現在は野生木が減少している。
沼津市の戸田地区には三十数本の自然木が残り、橘が自生する北限の地とされる。直径三センチほどの小さな実だが、湯船に浮かべると甘酸っぱいユズのような香りが広がり、体験した女性らはうっとりしていた。
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