その個性的なルックスで、施工中から人目を集めてきた、BOSSストア表参道店。建築家・團紀彦によって手掛けられた外観デザインは、周辺との共生が図られており、微妙に異なる形状の柱を束ねることで、生命をもった木の幹のような表情に仕上げられた。柱が持つうねりは、直線的な表参道の町並みに変
化を生み出している。
そんなこだわりのストアは、地下1階でヒューゴ(HUGO)、1・2階でメインラインのボス(BOSS)を展開し、3階はVIPルームという、隅から隅までブランドの世界観が詰まったものになった。世界の路面点でも採用されている”Clean and
Sophisticated”のストアコンセプトに基づき、店内には、オランダの抽象画家モンドリアンにインスパイアされた壁パネルを設置。巨大なシャンデリアを現代的に解釈した「オブジェ・ドゥ・リュミエール」は機能的で美しく、空間にさりげなく華やかさを添えた。