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- ID:
- 29016
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 1112
- 見出し:
- 出雲大社に巨木立つ 「高層神殿」追体験
- 新聞名:
- 山陰中央新報
- 元URL:
- http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=542397004
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 「平成の大遷宮」を祝い、出雲大社の古代高層神殿造営を追体験する「巨木の柱立て」が10日、出雲市大社町杵築東の出雲大社東神苑であった。川流し、里曳(さとび)きと続いた一連の造営体験の集大成。長さ17メートル、重さ4トンの杉の巨木を100人で引っ張り、「3本柱」にして立てた。
同市など官民で組織する出雲国風土記「高層神殿」追体験事業実行委員会(会長・三吉庸善出雲商工会議所会頭)が主催した。
出雲大社の「宮材造る山」と同風土記に記された吉栗山(出雲市佐田町)から切り出した杉の巨木2本を前日に立てて準備。この日は、3本目を島根県の溝口善兵衛知事、千家尊祐宮司ら来賓や実行委員、地元住民が一斉に綱で引っ張り、かつて本殿を支えた3本一組の柱の形に。48メートルあったと
される古代高層神殿には及ばないものの、壮大な本殿を想起させる地上15メートルの3本柱が参拝客らを引きつけた。
同事業では、3月に吉栗山での杉伐採、8月に運び出し、9月に神戸川での川流し、10月に大社前での里曳きを実施。建立した3本柱は1年間、今のまま公開する。
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