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- ID:
- 28825
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 1019
- 見出し:
- 校庭のケヤキありがとう 閉校の小学校で最後の音楽会
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元URL:
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/47088
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 嘉麻市の学校再編で来年春に統廃合される千手小(大村和世校長、71人)で20日、高さ23メートルのケヤキの下で子どもたちが合唱する「けやき音楽会」がある。閉校記念事業として2011年から毎年開いており、最後になる今年は音楽劇「けやき物語」も初披露する。
ケヤキは1903(明治36)年に校舎の新築記念として植樹。92年からは当時の児童が作詞、教諭が作曲した「けやきのうた」を歌い継ぐなど、同小のシンボルとして親しまれてきた。
「けやき物語」はケヤキが校庭に植えられてから成長するまでを、千手小の歩みも重ねてたどるストーリー。1年から6年まで学年ごとに舞台に登場し、合唱を披露する。6年の宮本裕奈さん(12)は「ケヤキの周りではたくさん遊んだし、思い出が詰まっている。『見守ってくれてありがとう』という感謝の気持ち
を込めたい」と話す。
20日の音楽会は午後1時すぎ、ケヤキの下で全校児童による合唱「けやきのうた」でスタート。体育館に会場を移して劇を上演するほか、プロ音楽家の演奏もある
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