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- ID:
- 26614
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0128
- 見出し:
- 県産無花粉スギ 県外で初植樹へ
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20130126-OYT8T01189.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 県森林研究所(立山町)が開発した無花粉スギ「立山 森の輝き」が、東京・日比谷公園に記念植樹される。森の輝きは今年度から林業用に県内で出荷され、今後、県外市場に出すことも検討している。県外での植樹は今回が初めて。
県森林政策課によると、「日比谷公園かもめの広場」で2月21日、石井知事が高さ約1メートルの苗木1本を植樹する。当日は、開発した同研究所の斎藤真己・主任研究員(41)が、開発の概要について説明。苗木には名称の付いたプレートが添えられる。
森の輝きは、富山市の神社で1992年に国内で初めて発見された1本の無花粉スギを繁殖させ、林業種「精英樹(せいえいじゅ)」と掛け合わせて誕生した林業種の無花粉スギ。昨年11月、立山町で林業用として初めて植林され、今年度は約5000本、14年度に1万本、15年度には3万本の出荷を目指
している。14年度には県外出荷も視野に入れるという。
斎藤主任研究員は「これを足がかりに全国に広がってほしい」と話す。県森林政策課は「2、3年後に県外からも要望が来るように、今からPRを始めたい」と意気込んでいる。
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