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- ID:
- 28642
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0917
- 見出し:
- 台風18号 倒木で学生重傷 樹齢800年、ケヤキも被害
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/130917/tcg13091702090003-n1.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 16日午後、県内を通過した大型の台風18号は各地に被害をもたらした。桜の木が倒れて大学生が重傷を負うなど3人が負傷し、宇都宮市では県天然記念物の巨木が倒れて、公民館が全壊するなど強風が猛威を振るった。那須町では15日深夜、住宅の屋根などが飛ばされる突風被害もあった。
県警などによると、16日午前6時半ごろ、下野市薬師寺の自治医科大で、同大1年の男子学生(19)が倒れた桜の木の下敷きになり左足の骨を折る重傷。このほか、真岡市では80歳の女性が転倒し骨折、さくら市では飛ばされた脚立が当たって78歳の男性が負傷した。
宇都宮市新町では樹齢800年と推定される県天然記念物のケヤキが倒れ、公民館が全壊、住宅1棟が半壊。高さ約40メートル、太さ7・7メートルの巨木の幹にひびが入り、縦に割れた。日光市明神では杉並木の杉の木が根元から折れ、国道121号を約1時間ふさいだ。
那須町高久丙では15日午後10時50分ごろ、突風でトタン屋根が飛ばされるなど住宅8棟を含む15棟に被害があり、電話ボックスや車のガラスも割れた。
県消防防災課などによると、那須烏山市や茂木町などで床上浸水2棟、床下浸水25棟の住宅被害のほか、土砂崩れが直撃、ガラスが破損した住宅も。宇都宮市やさくら市など約2300棟が一時停電した。
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