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- ID:
- 28154
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0724
- 見出し:
- おしゃれに夜も魅了、大磯海水浴場にウッドデッキの砂浜ビアガーデン
- 新聞名:
- カナロコ
- 元URL:
- news.kanaloco.jp/localnews/article/1307240006/
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 利用客の減少が続いている大磯海水浴場(大磯町)に今月、ウッドデッキの砂浜ビアガーデンを設けた新たな海の家がオープンした。地元経済界の有志でつくる「おおいそ地域振興株式会社」(社長・重田照夫大磯町商工会会長)の「Blue Park Cafe(ブルー・パーク・カフェ)」だ。木曜から日曜は夜10時ま
で営業し、夜の大磯海岸でゆっくりと飲酒を楽しんでもらう。重田さんは「大磯海水浴場活性化への第1弾です」と話している。
大磯海水浴場は日本の海水浴の発祥の地だが、1989(平成元)年以降の利用客は、90年の約58万人をピークに2012年は約8万人まで落ち込んでいる。レジャーや海の楽しみ方が多様化し、以前ほどは海水浴の人気がなくなったほか、鎌倉、藤沢の海水浴場に客を奪われたと同社は分析している
。
10軒ある海の家のうち、1軒が空いたことから、同社が借り受けてリニューアルし、海水浴場活性化への取り組みに挑戦した。
ポイントはウッドデッキの砂浜ビアガーデン。同海水浴場の広い砂浜を生かしたアイデアだ。将来的には、他の海の家とも連携してデッキを拡大させたいとしている。また、現在の海の家は夜間はほとんど営業していないが、ブルー・パーク・カフェは夜間も営業。大磯の夜の海の魅力をアピールし、新たな利
用客の開拓も試みる。
メニューも、大磯産サバの生ハム、「中出川さんの冷トマト」など、大磯でとれた野菜、魚を使ったものを多く用意。茅ケ崎市の熊澤酒造と連携し、オリジナルビールも販売する計画。地域振興に力を入れる。
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