v10.0
- ID:
- 28012
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0628
- 見出し:
- 磁石でクリップをしっかりまとめてくれる専用ケース
- 新聞名:
- 家電Watch
- 元URL:
- http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/yajreview/20130628_605430.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- クリップといえば、書類やレポートなどをまとめるために使うものだが、私の場合、月に30本以上は使う。デスクの引き出しにはざっと見て50本ほどのクリップがストックされている。ストックというと、いかにも整然と準備されているかのように聞こえるが、実際は全くの逆。ボールペンやリップクリーム、電池などと一緒に
乱雑に放り込まれているだけだ。
何しろサイズが小さいので、収納にも工夫が必要だ。小さいケースに入れてしまっては、今度は出すのが大変。そこで、見つけたのが「Clip Catch」だった。結論から言ってしまうと、この製品、かなりの優れモノ! 見た目も機能性も優れており、クリップを良く使う人であれば、買って損はしないだろう。
Clip
Catchは、わかりやすくいうと磁石内蔵トレイだ。内蔵している磁石にクリップがくっつくというもの。造り自体は単純だが、木製の本体は重厚感があり、全く安っぽくない。というのも、HACOA(ハコア)というのは、もともと漆器をメインで扱っている山口工芸という会社の木工ブランドで、デザインや製法にこだわってい
る。
本体は100×100mmの正方形で、厚さは20mmほど。手のひらに収まるサイズで、最初は「こんなに小さくて50本以上のクリップを収納できるのか……」と不安に感じた。しかし、実際にクリップを置いてみると、そんな心配は無用だった。強い磁力でしっかりとクリップをキャッチしてくれる。そう、まさにキャッチという言
葉がぴったりくる。クリップがトレイに吸い付くように、密着する。中の磁石が強力でクリップだけではなく、デスクにもしっかり固定されるので、とても使い勝手が良い。
製品本体。中央には浅い窪みが設けられている
本体裏には、ブランド名が刻まれている。HACOAは、漆器をメインで扱っている山口工芸という会社の木工ブランド
本体は100×100mmの正方形。木目を活かした、ナチュラルなデザインだ
Clip Catchにクリップを収納したところ。磁力が強いからか、クリップがトレイに引きつけられるようだ
それだけ磁力が強いと、今度クリップをトレイから取り出す時に手間がかかるのではないかと思うが、それも心配ご無用。乱雑に絡み合いがちなクリップが磁力によって、1本1本独立するので、とても取りやすい。
クリップは複数を1箇所に置くと、絡み合って、とりにくい
Clip Catchに収納すると、磁力のせいか1本1本が独立するので、取りやすい
Clip Catchを横にしても、クリップが落ちることはない
デスクに置いたところ。デスクの中の金属に磁石が反応するため、ぴたっと固定される
Clip Catchから、クリップを取っているところ
使い勝手、デザインともに、気に入った製品だが、唯一気になるのは約3,000円という価格だ。クリップを収納するための製品としては確かに高価だが、日々のデスクワークがちょっと楽しくなる製品として、十分満足している。実用性にも、意外性にも富んでいるので、ギフトとしてもおすすめだ。クリップをたくさん使
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