v10.0
- ID:
- 27903
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0617
- 見出し:
- かんな削り、薄さの限界に挑戦
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20130616-OYT8T00708.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- かんな削りの技術を競う競技会が、大分市下宗方の大分高等技術専門校で行われ、同校に通う訓練生ら約20人が木くずの「薄さの限界」に挑戦した。
大工らでつくる「大分削ろう会」の主催で11回目。出場者は、かんなの刃の出具合を微調整し、長さ約2メートルの木材に向かった。制限時間は約3時間半で、何度も挑戦していた。
木くずの薄さと均一性、長さなどで総合評価された。最も薄かったのは、ティッシュペーパーの10分の1の薄さに相当する4~6マイクロ・メートル(1マイクロ・メートルは1000分の1ミリ)で、訓練生の木くずだった。
同会の高野二郎さん(66)は「かんな削りは、世界に誇れる日本の技術。若い人に広めて後継者を育てたい」と話していた。
..