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- ID:
- 27826
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0605
- 見出し:
- ＫＡＧＵメッセ開幕
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130605/CK2013060502000094.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 静岡市駿河区のツインメッセ静岡で四日開幕した新作家具の見本市「シズオカＫＡＧＵメッセ２０１３」に合わせ、主催する県家具工業組合の高橋幸正理事長らが記者会見した。海外からの輸入製品との厳しい価格競争にさらされる中、高橋理事長は「これまで木材を使わなかった業界に木質製品を売り込む
。さまざまな木の活用法を提案し、『静岡なら何でもできる』という評判を広めたい」と強調した。
高橋理事長は県産材の活用について「外国から木を運ぶより、地元の素材を活用した方が環境面で消費者の賛同を得られる」と指摘。木製品の利用による二酸化炭素（ＣＯ２）の固定化の効果にも触れ「加工は難しいが、高い技術力で商品を開発する」と述べた。
静岡の家具製造業は伝統的に、たんすや机などの大型家具から、雑貨などの小物まで総合的に製造してきたのが特徴だという。「幅広い知識と高い技術力によって、総合家具産地として発展してきた。『何でもできる』を静岡の強みにしたい」と展望を語った。
また、共同で会見した全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会（全天連）の松尾和俊会長は「ツキ板を活用し、木製品がある暮らしの魅力を最大限に広めていきたい」と話した。
メッセは六日までが業者商談日で、一般公開日は八、九の両日。
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