v10.0
- ID:
- 鴨川ではこれまで、琵琶湖産のアユを放流する取り組みが続いてきた。賀茂川漁協の澤健次組合長(38)は「ようやく、アユがのぼる川になってきた。ただ、川から淵(ふち)や瀬がなくなるなど、本来の姿を失っている。これを機会にアユが育つ川に戻ってほしい」と話す。
27778
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0531
- 見出し:
- 樹齢250年 カツラの巨木観察しよう
- 新聞名:
- 十勝毎日新聞
- 元URL:
- http://www.tokachi.co.jp/news/201305/20130530-0015752.php
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- ピョウタンの滝がある札内川園地(村南札内)で、昨年存在が確認されたカツラの巨木を観察するガイドツアーが6月23日に同園地で開かれる。推定樹齢250年という巨木の初の観察会で、村は「多くの人に見てほしい」と参加を呼び掛けている。
札内川園地で昨年確認されたカツラの巨木。観察会ではガイドから詳しい説明を聞くことができる
同園地の自然を楽しむ村観光協会のイベント「札内川園地探検隊」の企画「巨木観察」として開催。十勝総合振興局森林室(浦幌)の協力を得て、森に詳しい職員に案内してもらう。
巨木は同園地の国有林内にあり、昨年秋に十勝広域森林組合からの「巨木がある」との情報で村が確認した。幹周りは約7.8メートル、直径約2.5メートルの大きさで、幹は根本から数メートルの高さで3本に分かれている。27日に下見をした同室職員によると、高さは28メートルはあるとみられている。
木は園内の道路近くにあるため、観察しやすい。ツアーでは巨木を観察する他、遊歩道を歩いて園地内を回り、樹種の違いや見分け方などを学ぶ。「21世紀十勝の名木100選」(2005年)にも選ばれた推定樹齢90年のカツラの大木も見学する。観察後はバードコール(鳥寄せ笛)作りも行う。
同協会は「園地内には原始的な森も、人工林もある。大きな木がたくさん残り、樹種も多いのでぜひ観察を楽しんでほしい」と参加を呼び掛けている。時間は午前10時〜正午で、参加は無料。定員は先着20人。
申し込みは同協会(0155・67・2495)へ。
..