v10.0
- ID:
- 26423
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0109
- 見出し:
- 木の香漂う新校舎 県産の杉、ヒノキ多用
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/mie/news/20130108ddlk24100325000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 紀宝町立成川小学校(山崎裕一校長、児童数81人)の新校舎が完成し7日、児童や保護者向けの見学会があった。新校舎は鉄骨2階建て2棟(床面積計1827平方メートル)で、取り壊した旧校舎1棟の1・3倍の広さ。建築費は3億8272万円。県産の杉、ヒノキを壁材に多用しており、教室に木の香り
が漂う。
旧校舎は1959年に建設された。11年9月の台風12号で、近くを流れる熊野川が氾濫し、1階が床上浸水した。被災前に決まっていた建て替えのため、児童たちは12年1月から運動場のプレハブ校舎に移り、不自由な学校生活を強いられていた。
見学会の前に完工式があり、関係者がテープカット。西田健町長が「時代の変化に合わせた教育をし、住民連携のためにも役立ててほしい」と述べた。山崎校長は「地域に開かれた学びの拠点となるように努めます」と応じた。
保護者会の稲葉祐二会長(46)は「児童たちは窮屈な仮校舎と運動場で我慢してきたので、特に6年生には思い出になるだろう」。5年生の伊藤光璃さん(11)は「新しい校舎で早く勉強したい」。6年の山城瑞莉さん(12)は「きれいな広い校舎なので3月に卒業するのが残念」と話した。
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