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- ID:
- 34391
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 1202
- 見出し:
- 】徳島銀行渭東支店 支店長・清原季英氏
- 新聞名:
- SankeiBiz
- 元URL:
- http://www.sankeibiz.jp/business/news/151202/bse1512020500002-n1.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 医療・福祉関連でニーズ掘り起こし
徳島市東部に位置する渭東(いとう)地区は、江戸時代から続く伝統産業として木工業がさかんな地域。希少価値の高い木材である「銘木」を用いた家具や仏壇の生産で知られ、県外から高級家具を求めて訪れる人もいるという。
しかし、近年は消費者のニーズの変化や安価な製品を販売する海外企業の台頭、職人の高齢化に伴う人手不足などにより事業者数は縮小。廃業や事業転換を図る事業者も増えている。一方で、高度成長期以後は宅地開発が進められ、不動産関連企業や小売業が増加。大型スーパーの出店なども
計画されている。
こうしたエリアの環境変化の中、渭東地区に店舗を構える徳島銀行渭東支店の清原季英支店長は、近隣の僚店と連携しながら融資増強に取り組んでいる。
清原支店長は、渭東支店の連携店で窓口業務に特化した店舗である沖洲支店の支店長も兼任。「現在の地域の変化を踏まえると、昔のように単独店舗で競い合う時代ではなくなった」と話す。月に1度、近隣の僚店8店舗で集まって実施するブロック会議での情報共有を重視。取引先の紹介なども行い、
各支店がエリアの特徴や強みを生かし、融資拡大に向けて補完し合っているという。
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