v10.0
- ID:
-
34256
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 1115
- 見出し:
- 鹿児島県が岐阜でケヤキ調達 「鶴丸城御楼門」復元目指す
- 新聞名:
- 岐阜新聞
- 元URL:
- http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20151115/201511150946_26112.shtml
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 岐阜県と姉妹県盟約を結ぶ鹿児島県が2020年の復元を目指す「鶴丸城御楼門」について、同門建設協議会の玉川文生副会長らが14日、岐阜市茶屋新田の県銘木協同組合で開いた即売会「全国銘木展示大会」に参加し、門の柱に使う大木を競りで調達した。
鶴丸城(鹿児島市)は17世紀初めに築かれた島津氏の居城で、1873年に門が焼失。鹿児島県は民間からの寄付などで門の復元を計画しており、7月の両県知事の懇談では、岐阜県が門の部材の一部を提供するほか、市場に出回る大木の情報を鹿児島県に提供することで合意した。
玉川副会長らは、柱に使う大木が即売会に出ることを組合からの連絡で知り、競りに参加するために来岐。長さ約10メートル、直径110センチ以上の樹齢約300年の群馬県産ケヤキを競り落とした。ケヤキは門の鏡柱に活用する予定で、玉川副会長は「まずは調達できてよかった。これからも全国でいい
ケヤキを集めたい」と話していた。
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