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- ID:
- 33234
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0606
- 見出し:
- 大阪・野間の大ケヤキにアオバズク今年も巣づくり
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元URL:
- http://www.sankei.com/region/news/150606/rgn1506060080-n1.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 国指定の天然記念物「野間の大ケヤキ」(大阪府能勢町野間稲地)に今年もフクロウ科の渡り鳥、アオバズクのつがいが飛来した。ケヤキの枝の巣の中で交代で卵を温めている様子で、愛鳥家らが「早くかわいいヒナを見たい」と見守っている。
アオバズクは体長25センチほどで、白地に茶色い縦の筋が入っている羽毛と、丸く黄色い目が特徴。アジアに広く生息し、青葉の季節に日本に飛来するところからこの名前がついた。「野間の大ケヤキ」にはいつのころからか毎年、アオバズクのつがいが営巣している。
近所に住む男性によると、今年は4月中旬につがいが姿を見せた。最近は交代で抱卵している様子で、今月下旬にはヒナが誕生し、7月上旬には「一家」で仲良く、ケヤキの枝にとまる様子が見られそうだという。
町教委などの説明によると、大ケヤキは高さ約30メートルで樹齢は千年以上。昔このあたりにあった「蟻無宮(ありなしのみや)」という神社のご神木だったという。
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