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- ID:
- 33181
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0601
- 見出し:
- 北上プライウッド新工場、6月竣工式 100%稼働7月めどに
- 新聞名:
- 岩手日報
- 元URL:
- http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?ec=20150530_2
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 合板製造の北上プライウッド(資本金1億円、井上篤博社長)は6月2日、北上市和賀町後藤の後藤野(ごとうの)工業団地に整備した「結(ゆい)の合板工場」の竣工(しゅんこう)式を行う。同社によると内陸に立地する国産材100%工場としては全国で2番目。
同工場は、鉄骨平屋建ての工場棟(長さ273メートル、幅45メートル)や木質バイオマスボイラー棟、管理棟など延べ床面積計約1万6千平方メートル。敷地面積8・1ヘクタール。総事業費は約69億円。
新工場では約35人が、厚さ12ミリ、24ミリなど6種類の合板を製造。最新鋭の機械をそろえ、最終チェックは検査員が目視で行う。3月に稼働を始め、現在の稼働率は45%。7月をめどに100%の稼働を目指す。24時間稼働し、年間約330万枚の合板生産を見込む。
工場内の各機械には細かい木くずを吸引する集じん装置を配備。工場外のバイオマスボイラーに集め、熱源として工場内で再利用する。環境に配慮し、加工する原木を残すことなく使用する。騒音対策や工場内の自然採光など従業員の環境整備にも力を入れている。
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