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- ID:
- 32654
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0307
- 見出し:
- チェラプンジの生きている橋
- 新聞名:
- ギズモード・ジャパン
- 元URL:
- http://www.gizmodo.jp/2015/01/post_16262.html#cxrecs_s
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- インドのチェラプンジは、世界でも最も雨が多い地域として知られています。年間降雨量は1万1430ミリ(日本は1,668ミリ)にものぼり、流れの速い河川がそこらじゅうにあります。こうした過酷な環境の中で、いわゆる昔ながらの橋を作るのは至難の業。そこでチェラプンジに住むWar-
Khasis族が編み出した解決策は、橋を建設するのではなく「育てる」ということでした。
War-Khasis族は、インドゴムノキ(インドやその周辺国で発見された木)の二次根を幹の上まで張り巡らせられることに気づきました。この根は川堤に沿って大きな石の上に這わせることが簡単にできたんですね。War-
Khasis族は、すぐにこの木を使って川を渡れることが分かりました。しかし、生きた橋を作るためには幹に少し修正を加える必要もあり、橋は数年間放置して育てることで耐久性が強化されました。この生きた橋の最もユニークな点は、それが二階建てになっているということですね。
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