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- ID:
- 32545
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0225
- 見出し:
- 児童、緑の大切さ実感 桜川・南飯田小、校庭に山桜植樹
- 新聞名:
- 茨城新聞
- 元URL:
- http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14247723878924
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 桜川市南飯田の市立南飯田小学校(筧伸之校長)で24日、校庭に山桜の苗木を植える「子どもの森づくり推進事業」があり、子どもたちが苗木を丁寧に植え付けた。世阿弥(ぜあみ)の謡曲「桜川」の舞台でもある同市は桜の名所で、桜を地域活性化につなげようと市民による「サクラサク里プロジェクト」も進め
られ、地元の桜の美しさを見直す動きがある。児童は植樹を通じて未来の桜や緑の姿を思い描いた。
同事業は児童に樹木を大切に育てる意識を持ってもらうとともに、森林の果たす役割や林業について理解を促すのが狙い。県緑化推進機構から前年度に続き支援を受け、同小は苗木の植樹のほか、校庭内にある樹木の剪定(せんてい)などにも取り組む。
記念植樹では学年ごとに作業を行い、山桜6本のほかブルーベリーやミカン、柿などの苗木も植え、記念写真も撮って思い出を残した。
植樹を体験した4年、岩崎寛人君(10)は「学校が緑でいっぱいになってとてもいいと思う。この学校の桜が一番好き」と感想。3年の磯杏瑠さん(8)は「桜の木が弱らないように大切に育てたい」と話した。
同校には古木のソメイヨシノなど数十本の桜が植えられており、春には見事な花をつける。筧校長は「南飯田小は自然に囲まれ、山桜で観光客の人気を集めている高峯山もよく見える。子どもたちには自然の素晴らしさや森や林の大切さを感じてもらえれば」と話していた。
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