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生活必需品としてもファッションアイテムとしても欠かせないメガネ。毎日かけるものだからこそ、強いこだわりを持つ人も多いのではないだろうか。
昨今、そんな“メガネにこだわる大人の男”たちの注目を一身に集めているのが、メガネのタナカが9月26日に発売した「wood BY TANAKA」だ。
「ナチュラル。なのに、スタイリッシュ。」をコンセプトに掲げるこのメガネ、テンプルの部分に本物の天然木があしらわれ、クールな印象を残しながらも自然な温もりを感じさせる。
天然木のカラータイプは6種類。フレームとの組み合わせで、計25種類のバリエーションを楽しめるうえ、木目がすべて異なる完全な“一点モノ”であることも、大人のこだわりを満たしてくれる特長だ。
●「かける楽しさを追求したい」
「軽い」「壊れにくい」など機能面や実用性ばかりが強調される近年のメガネ業界において、異端ともいえる今回の企画。「wood BY
TANAKA」には、「今までのメガネとは少し違うメガネを開発することで、かけることの楽しさを感じてほしい」(メガネのタナカ営業企画部宣伝課課長・山野誠司氏)という同社の思いが込められているという。
「フレーム全体が木でできたメガネもありますが、かなり高額で、かかり具合の調整もできないため、一般的ではありませんでした。今回発売した『wood BY TANAKA』は、テンプルのみ天然木を使用することで、かけ心地もよく、一般的な価格で提供することができます」(山野氏)
だが、「開発には苦労も伴った」と明かすのは、商品企画部次長の垰隆一氏だ。
「お客様一人ひとりの顔を思い浮かべてデザインを進めました。ビジネスにさりげなく、クラシカルには振りすぎない……そうして5型×5色を仕上げたものの、木の素材の選定や、仕上がったが飛行機が飛ばずに商品が届かないなど、ギリギリまで納期に追われました」
また、「汚れが目立つ白色を使用することに不安があった」という垰氏だが、実際には白色が最も「木」であることがよく分かり“みんなと違う感じ”を、それとなく醸し出せることが発見だったという。
「店頭に並べても、黒系は木かプラスチックか見分けがつきにくい。スタッフの間でも『白がいい!』と好評でしたね」(垰氏)
●「ふと感じる違い」「今までと違う、軽い衝撃」
一見、普通のメガネに見える「wood BY TANAKA」だが、垰氏が求めたのは「店頭でフレームをかけてみたときに、ふと感じる違い」だという。
「今までと違う軽い衝撃をお客様に与えたいと考えました。さりげなく、異素材。ここに興味を持っていただきたいと」(垰氏)
スーツ姿のビジネスシーンにもカジュアルな休日にも、さりげなく、かつオシャレに寄り添ってくれそうな「wood BY TANAKA」。山野氏は、「特に、人と話をする機会があるときに使ってほしい」と提案する。
「『実はこのメガネ、本物の木でできてまして』なんて感じで、話題のきっかけにしていただけたらうれしいですね」(山野氏)
あからさまではなく、さりげなく男心をくすぐる“本物の天然木”メガネ「wood BY TANAKA」。まずは全国のタナカ取扱店で、実際に触れてみたいところだ。