v10.0
- ID:
- 31544
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 1016
- 見出し:
- 「里山里海」いつまでも…小学生がケヤキを植樹
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20141015-OYTNT50093.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 七尾市立天神山小の6年生46人が15日、同市菅沢町の山中にケヤキの苗木50本を植樹した。世界農業遺産に認定された「里山里海」地域にある同小が力を入れる環境保全活動の一環で、子どもたちは、「豊かな自然がいつまでも続くように大きく育ってほしい」と願いを込めた。
校区内の公民館と協力して地元に豊かな森をつくるため、旧城山スキー場近くにある約450平方メートルの市有地に、高さ1メートルほどの苗木を植えた。切った竹に土を詰めて植物を育てるために作った「竹ポット」を使って、クリやモミジなどの苗木栽培も始めた。
沢田朋香さん(12)は「学校近くにある身近な城山はとっても大切な所。いつまでも豊かな自然のままで残っていてほしい」と力強く語った。
同小は8月、優れた環境教育などに取り組む全国の学校や団体を表彰する「コカ・コーラ環境教育賞」(公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団主催、読売新聞社協力、文部科学省、環境省後援)の「活動表彰部門」で最優秀賞を受賞。住民らと協力し、地域の清掃をはじめ、サケやヒラメの稚魚放流
などに取り組み、自然を豊かにする活動を続けている。
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