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- ID:
- 23313
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0130
- 見出し:
- 県林業公社などが韓国にヒノキ初出荷 内装材としてブランド力
- 新聞名:
- 長崎新聞
- 元URL:
- http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120129/10.shtml
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 県林業公社と対馬森林組合、県は28日、対馬産ヒノキ計5120本を対馬市峰町の峰港から韓国・釜山港に向けて出荷した。3者が合同で木材を韓国に輸出するのは初めて。
対馬は戦後植樹した森林が間伐の時期を迎え、有効活用が課題となっている。島内の森林を別々に管理している公社と組合、行政が昨年12月、連携して集荷する体制をつくり、初出荷にこぎ着けた。
県対馬振興局によると、直径が最大34センチ程度で長さ3・6メートルの木材を公社が4308本、組合が545本、県が267本集荷。作業員12人がクレーンなどを使い、韓国の貨物船(約1200トン)に積載した。韓国では日本のヒノキはブランド力があり、マンションなどの内装材として需要があるという。
輸出は国内大手商社と三重県鈴鹿市の木材会社「インベス」が仲介した。
同振興局は「今回の輸出を皮切りに対馬産ヒノキを韓国に売り出していく。関係機関が協力し、ニーズに応えていきたい」としている。
当初は30日に積み出す予定だったが、2日前倒しした。
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