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- ID:
- 25893
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1114
- 見出し:
- 縄文杉の大枝折れる恐れ、付け根腐る
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://kyushu.yomiuri.co.jp/nature/plantae/20121114-OYS8T00321.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 世界遺産に登録されている屋久島のシンボル・縄文杉の大枝の付け根が折れる恐れがあるとして、林野庁屋久島森林管理署は縄文杉から約10メートル離れた展望デッキに、登山客らに注意を呼びかける看板を設置した。
同署によると、折れる恐れがあるのは、地上から高さ5メートル付近にある直径約1メートルの大枝。6日に樹木医が調査し、付け根に腐れた部分があるのを確認した。
縄文杉では2005年12月、大雪で長さ4・2メートル、直径約1メートルの枝が折れて落下した。事前に注意を呼びかけるのは今回が初めて。大枝が折れると、縄文杉を臨むデッキに倒れかかる恐れがあり、同署は枝と幹をロープで固定するなどの対策を検討している。
米田雅人署長は「すぐに枝が折れる可能性はないが、天候が荒れる場合はデッキへの立ち入りを制限する可能性もある」と話している。
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