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- ID:
- 25373
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0926
- 見出し:
- 樹齢500年 名木に祈る
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元URL:
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/406775.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 町内富岡にある樹齢約500年のカツラの巨木「縁桂(えんかつら)」にお参りする「縁桂森林(もりもり)フェスティバル」(実行委主催)が23日、縁桂森林公園で開催され、町内外から約350人が訪れた。
縁桂は、高さ約40メートルの2本の巨木が1本の枝でつながる「連理の木」であることから、縁結びの神様が宿ると伝えられてきた。
8月18日の日本経済新聞で、専門家が選ぶ「訪ねたい神秘的な巨樹」ランキングで、世界遺産である鹿児島県屋久島の縄文杉に次ぐ全国2位に選ばれている。
参加者は縁桂を目指し、森林浴を楽しみながら1キロを散策。到着後は風格ある名木に手を合わせたり周囲を歩いたりと、漂う神秘的な空気に浸っていた。
また同じ連理の木があることから、「友好姉妹樹」という名の提携を町と結んでいる中国湖南省の張家界(ちょうかかい)市から、尖閣問題で日中関係に亀裂が生じる中、今年もフェスへのお祝いのメッセージが届いた。主催者は「来ないと思っていた分、余計うれしい。今後も友好の絆を深めたい」と話していた。
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