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- ID:
- 25195
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0905
- 見出し:
- 巨木守れ 一大せん定・・・三豊、樹齢700年タブノキ
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20120902-OYT8T00669.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 三豊市財田町のJR讃岐財田駅前で2日、地元住民らが、地域のシンボルとなっているタブノキの巨木の枝折れを防ぐ作業に汗を流した。
タブノキは樹齢700年とされ、高さ9メートル、幅18メートル。横に太い枝を広げた形が特徴で、県が保存を促す「香川の保存木」(123本)にも選ばれている。
ところが昨年7月、台風の強風で大枝の1本が折れて落下。樹木医から「老齢化でもろくなっている」と診断された。
落下が続けばけが人が出る恐れもあり、一時は切り倒しが検討されたが、地元から「何とかして残したい」との声が上がり、所有するJR四国や市が対策を協議。小枝を間引いて風通しを良くし、残る大枝の重量を軽くすることになった。
瀬戸内海沿岸で緑を守る取り組みを続けているNPO法人「瀬戸内オリーブ基金」から、事業費の助成を受けることも決定。作業には、対策を検討する中で3月に誕生した住民グループ「タブの木会」の会員や市、JR四国の職員ら約30人が参加。造園業者がチェーンソーで切った枝を、次々に軽トラックに積
み込んだ。
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