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- ID:
- 24770
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0712
- 見出し:
- 長野県産ヒノキ、全国の「森の教室」で教材に
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www.shinmai.co.jp/news/20120712/KT120710SJI090016000.php
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 日本生命保険(大阪市)が今夏、森林の役割などを伝えようと小学生を対象に全国88カ所で開く「森の教室」で、上伊那産ヒノキの間伐材が教材に採用されることになった。上伊那森林組合伊南支所(駒ケ根市)が、NPO法人森のライフスタイル研究所(伊那市)を通じて13センチ四方の板1500枚を提供
。同支所などは「県産材のPRになる」と期待している。
教室は、同社の環境保全活動の一環で3年目。地球温暖化防止や生態系の維持に果たす森林の役割を伝える他、毎年文字盤に木を使った時計の組み立てをしている。昨年までは他県の国産材などを使ってきたが、県産材の普及に力を入れる県や同研究所の提案で、文字盤への県産材採用が決ま
った。
板は、上伊那地方で出た間伐材を伊南支所の工場で集成材に加工した。森の教室では北海道から沖縄まで各地の子どもたちが手にすることになる。支所長の吉見次郎さん(47)は「県産ヒノキの良さを身近に感じる機会になってほしい」と期待。同研究所の竹垣英信所長(41)も「香りや手触りも良く、子
供部屋にマッチすると思う」と話す。
森の教室は、県内では松本市で8月3日、長野市で同6日に開く。無料で、保護者の同伴が必要。問い合わせはニッセイ・ライフプラザ長野(電話026・227・7683)へ。
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