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- ID:
- 24268
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0511
- 見出し:
- 目標千本、植栽続ける 宍粟にシャクナゲ園
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元URL:
- http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0005040079.shtml
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 兵庫県宍粟市波賀町の住民グループがシャクナゲ園を宍粟市波賀町上野の東山に整備した。広さ約１０ヘクタールの園内には既に約７５０本が植わり、今月下旬には見ごろを迎えるという。千本を目指して植栽を続ける予定で、メンバーは「数年かけて育て地域の観光名所にしたい」と意気込む。
杉を間伐した山林を活用し、新たな名所をつくるため、住民が意見を出し合った。標高約５００メートルという高原の気候と東向きの斜面という立地が、シャクナゲに適していたため「東山シャクナゲ会」を立ち上げ、市の補助を受けて植栽を始めた。
肥料、水、苗を抱えて傾斜地を上がり１本ずつの手植え作業は苦労の連続。観光客が歩きやすいようにと遊歩道も設け、今後は園を展望できるあずまやも建てる予定だ。現在は植えたばかりで２０～８０センチ程の樹高だが、数年後には背丈も花数も成長し、一大シャクナゲ園になりそうだ。
同会の森下明広会長（６１）は「まだまだ子どものシャクナゲだが、数年かけて成長する姿を見守ってあげて」と話す。入園無料。温泉宿泊施設「フォレストステーション波賀」の北約３００メートルに入り口がある。
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