v10.0
- ID:
- 24261
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0511
- 見出し:
- 狭いキッチンでも心地よいカタチ、la baseのまな板
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/otona/naturallife/dish/20120502-OYT8T00536.htm?from=yolsp
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- “たかが板1枚”のことなのに、なにぶん種類が多すぎる。木製、樹脂製、大きいの、小さいの。しかも、それぞれの特徴や使いやすさのほかにうんちくなんかもついてまわり、いったいどれを選んでよいのやら、長いこと迷いまくってきた。
自分で調理するようになってン十年、ようやく使っていて楽しくなる1枚に出会えた。料理を仕事としている身としては、恥ずかしいくらい遅い出会いである。毎月、撮影で訪れるスタジオのキッチンに置いてある、数あるまな板の中の1枚で、何気なく使ってみたのがきっかけ。その刃あたりと、トントントン♪
という音が心地よく、大量の食材を切り続けても、刃あたりが優しいので疲れない。むしろ切るのが楽しくて、ずっと切り続けたい! とさえ思ってしまった。
奥行きが“ちょい置き”に重宝
26×26センチの正方形で、ゴムの木でできている。一般的なまな板よりも横幅は短いけれど、奥行きは深め。一見小さいかな? と思えるのだけれど、心配ご無用!
逆に、この奥行きが何とも使いやすいのだ。切ったモノを一時的に手前や奥に置いておけるので、何種類もの食材を切るときなどには、特に重宝する。狭いキッチンでも邪魔にならない、ほどよい大きさが気に入っている。
また、25ミリの厚さと約1キロの重さのおかげで安定性もあり、固い食材を切っていてもグラつきや滑りがない。ゴムの木は木肌が美しいので、そのままテーブルに出してパンやチーズを切るカッティングボードとして使えるし、盛り付け皿としても使っている。
木目が美しいのでテーブルに出して使える
木製のまな板は、まずサッと水に濡らしてから使う。適度な水分が木に弾力を持たせ、切りやすさが増す。使った後は、中性洗剤で(必ず水で)洗い、水分を拭き取って乾燥する。お湯を使うと、肉や魚のたんぱく質成分が固まって汚れが落ちにくなるので注意!
「la
base(ラ・バーゼ)」のまな板は、料理研究家の有元葉子さんがデザインする調理道具シリーズ。イタリア語で「基本、基盤、基礎」という意味で、「台所道具の中で基本となる道具」をコンセプトに名付けられた。アフターケアも充実していて、まな板は長く使って表面に傷がついてきたら、表面を削り直してもらうこと
もできる。
いつものBBQにもうひと味、ソーセージのタルタルソースがけ
面倒な粗みじん切りもトントントン♪ と心地よい音に後押しされて、楽しくカットできます!
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