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- ID:
- 23112
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0110
- 見出し:
- 臼かぶって火災除け
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元URL:
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/281220
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 水が入った木製20+ 件の臼を持ち上げ、水をかぶり、後方に投げ飛ばす火災よけの伝統行事「臼かぶり」が9日夜、福岡県大牟田市三池の三池弥剣(やつるぎ)神社で行われた。
三池地区の80戸が焼失した1868(明治元)年の大火の後、バケツの水をかぶって防火を祈ったのが始まりとされる。1958年にいったん途絶えたが、四半世紀後の83年に復活。今年は再開してから30回目となる。
ほら貝の音が響く中、20-50代の氏子たち25人は、水を含めて重さ40-90キロある臼を持ち上げて頭から水を浴びた後、体を反らして後方に勢いよく投げ飛ばした。新成人の会社員粟田和成さん(20)は「気合で投げた。社会人として気を引き締めて、さまざまなことにチャレンジしたい」と力を込めた。
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