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- ID:
- 23626
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0229
- 見出し:
- 児童と住民が制作 有年小にヒノキの展望台 赤穂
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元URL:
- http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0004845683.shtml
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 兵庫県赤穂市西有年、有年小学校の運動場に、地元産ヒノキを使った高さ約6メートルの展望台が完成した。児童と住民らが力を合わせ、木のぬくもりが伝わるよう建設。27日のお披露目式では、児童らが駆け上って歓声を上げた。
同校は2002年から、地元の西有年自治会の共有林(12ヘクタール)で環境学習を続けている。「ひょうご森のインストラクター」の堀田品子さん(62)=同市北野中=らの指導で、ヒノキの間伐20+ 件体験などに取り組んできた。
展望台建設は「地域の協力で続く教育のシンボルに」と、同校が昨秋に発案。PTA会員らが木材を運び、同市西有年の建設会社経営寺内隆政さん(60)が組み立てた。本年度学習した3年生も木材を切り倒し、皮をむく作業を手伝った。
式では、これまでの学習成果などを児童が発表。児童による動物の木工作品を貼り付けた展望台看板も披露され、全校生が次々と台を上った。
3年女子児童は「てっぺんは気持ちよくて気に入った。地元のみなさんありがとう」。堀田さんは「10年間の人と自然、地域の結びつきが形になってうれしい」と話した。
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