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- ID:
- 23590
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0227
- 見出し:
- 小学3年考案「だっこのいす」被災地の岩手・野田小に贈る
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120226mog00m040001000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 被災地の子供たちに元気になってほしいとの願いを込めて、宮崎県日向市の小学生がデザインした木製の座椅子「だっこのいす」が、岩手県野田村の野田小学校に贈呈された。
だっこのいすは、日向市立日知屋東小3年の安田圭沙(けいさ)さん(9)が考案。テレビで見た被災地の様子から「悲しい思いをした子供たちに、お父さんやお母さんに抱きしめられている時のような温かな気持ちになってほしい」と、座るとちょうどおなかの部分に腕が回る座椅子をデザインした。
昨年11月、県内の木材関係者らが杉材で造った作品を公募した「杉コレクション2011」に応募したところ、約100点の中からグランプリを受賞。同コレクションの審査委員長で建築家の内藤廣・東京大学名誉教授の紹介で、宮崎県産杉で作製された2脚が、野田小に贈られることになった。
安田さんや内藤教授が20日、野田小を訪問。児童たちが「優しくて温かな気持ちになる」「木で出来ているのにとても柔らかい」と、だっこのいすの座り心地を確認した。安田さんも、村にまつわるクイズや合唱で歓迎を受け、「椅子に座ったみんなが笑顔になってくれてとってもうれしい」と満面に笑みを浮かべてい
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