v10.0
- ID:
- 49690
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0210
- 見出し:
- 輸出入2年ぶり増加 輸出は中国トップ--昨年、境税関支署
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/tottori/news/20110209ddlk31020487000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 神戸税関境税関支署は昨年の管内(鳥取県と島根県東部)の貿易概況を発表した。輸出額、輸入額、貿易総額とも2年ぶりに増加に転じた。09年は「リーマン・ショック」に伴い過去最大の減少となったが、持ち直した。輸出先は中国が3年ぶりにトップに返り咲いた。
輸出は592億4000万円(前年比49%増)で、増加率は記録が残る79年以降で最高。輸入は408億6300万円(同23%増)で同4番目の高さになった。貿易総額は1001億300万円(同37%増)で同最高。輸出入差引額は183億7700万円の輸出超過で、やはり最高額になった。
輸出は、主要5品目のうち4品目が伸ばした。IC基盤材や自動車用棒型鋼などの鉄鋼が285億3900万円(同比55%増)と好調で、全体額を押し上げた。中国向けは37億9400万円、韓国向けが53億6900万円で、いずれも増加率は7割前後。紙類・紙製品は64億2600万円(同99%増)。中国
向けでは、前年比115倍の22億1000万円に達したパルプ・古紙が目立った。
国別では、中国が134億200万円(同82%増)でトップ。韓国106億5400万円(同2%増)▽シンガポール80億6200万円(同71%増)▽台湾55億6200万円(同38%増)などと続く。
輸入も、主要5品目のうち4品目が伸ばした。ベトナムやタイからのパルプウッドは106億3300万円(同13%増)▽カナダ、マレーシア、ニュージーランドからの建築・合板用の木材は56億9800万円(同36%増)▽事務用機器を中心とした中国、マレーシアからの一般機械は40億1500万円(46%増)
だった。
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