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- ID:
- 52478
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1226
- 見出し:
- 美濃東部農道11月全通 美並―恵那、アクセス向上
- 新聞・サイト名:
- 岐阜新聞
- 元URL:
- http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20111225/201112250933_15808.shtml
- 写真・動画など:
- 【図・表 】
- 記事内容
- 2012年度政府予算案には、農業農村整備事業費として11年度と同額の2129億円が計上された。このうち概算要求で13億1000万円が要求された美濃東部区域の農用地総合整備事業は、予定通り12年度末に完了する見通しとなった。事業の一環として、東海北陸自動車道の美並インターチェンジ
(IC)と中央自動車道の恵那IC間の約78キロを、既存の国道や県道、関連道路と合わせてつなぐ農道が来年11月の全線開通を目指す。
全通により中濃、東濃地域の東西を結ぶアクセスが向上、「白川茶」などの農産物が中京や首都圏などに出荷しやすくなる。
美濃東部区域は恵那市、中津川市、加茂郡白川町、同東白川村、下呂市、関市、郡上市の7市町村にまたがる中山間地域。総合整備事業は広域的な農道の造成と区画整理などを一体的に行う事業で、農林水産省所管の独立行政法人森林20+ 件総合研究所森林20+
件農地整備センターが1998年度から整備を進めてきた。総事業費は410億円。
約122ヘクタールの区画整理や、約33ヘクタールの水田の水はけを良くする暗きょ排水の整備などは、すでに完了している。
美並IC―恵那IC間のうち、美濃東部農道は23.5キロ。片側1車線で、本年度末時点の未開通区間は白川町や東白川村、下呂、関、郡上市の一部計10.5キロ。12年度は白川町で橋りょう工事を実施、関市と郡上市を結ぶトンネルの照明や非常用設備も整備する。
事業の完了で、同センターの現地事務所「美濃東部建設事業所」(恵那市)は13年3月末限りで閉鎖される予定。
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