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- ID:
 
- 52304
 
- 年度
 
- 2011
 
- 月日:
 
- 1207
 
- 見出し:
 
- 男たちが情熱を傾ける“創作雪吊り”とは…?!
 
- 新聞・サイト名:
 
- チューリップテレビ
 
- 元URL:
 
- http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20111206183929
 
- 写真・動画など:
 
- 【動画】
 
- 記事内容
 
- 北前船に富山城、五箇山の合掌造…富山ならではのこの作品たち、実はすべて『雪吊り』。あたりまえの雪吊りの材料と技術で作った創作雪吊りなんです。
 「規模が大きくなってきてるんで、毎年楽しみにしてる。今年はどうなるかなって」(近所の人)
 この創作雪吊りを作っているのは、この人たち。岩瀬スポーツ公園の管理を行う、富山スポーツパークマネジメント所属のプロの造園業者なんです。
 協力して公園の入口に創作雪吊りをつくり始めて今年で5年目。さて、今回のテーマは…?
 「有名な海王丸と、富山湾のホタルイカ、氷見のブリ。これを絡めて作ろうと思っています」(富山スポーツパークマネジメント・稲本 衛さん)
 富山湾の貴婦人・海王丸と、海の宝石・ホタルイカ、そして冬の味覚の王者・ブリを題材に、3点の巨大な創作雪吊りを作ろうというのです。
 直線が基本の雪吊り。ブリの体の曲線は竹のしなりで表現するというのですが…、果たして、うまくいくのでしょうか?
 これまでは1年に1つのテーマでつくってきましたが、今年は3つにパワーアップ。もちろん、どれも初挑戦のものばかり。
 縄、竹、丸太を使い、骨組みから輪郭まで作り上げていきます。
 「初めての事ばかりなので、やりながら考えながら試行錯誤」(富山スポーツパークマネジメント・稲本 衛さん)
 これまで培ってきた雪吊りのノウハウをすべて注ぎ込み、一歩ずつ組み立てていきます。そうして先週末、ついに完成を迎えました。
 公園の正面に現れたのは、高さ8メートル、幅12メートルの海王丸!海の上を優雅に進む姿を表現した力作です。
 そして、その横には富山湾の宝石・ホタルイカに、冬の味覚の王者・ブリ。
 丸いラインもキレイに描かれていますね。
 富山湾の主役たちが勢ぞろいしました。
 「細かい作業が多かったけど、なんとかイメージに沿うように出来たかなと思います」「公園に来た人たちに楽しんでほしい、こういうのも出来るんだと知ってほしい」(富山スポーツパークマネジメント・稲本 衛さん)
 職人が技術を結集させたジャンボ創作雪吊り。2月いっぱいまで岩瀬スポーツ公園で楽しむことが出来ます。
 
 
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