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- ID:
- 52216
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1128
- 見出し:
- 復興祈願の表札「仮設で使って」
- 新聞・サイト名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111270009
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 奈良の業者、いわきで配る
奈良県吉野町の若手製材業者ら6人がいわき市中央台の仮設住宅を訪れ、津波に被災した市民に100年ものの吉野ヒノキで作った表札を配った。裏には、建物が世界遺産や国宝になっている町内の金峯山寺(きん・ぷ・せん・じ)による、復興祈願の印が結ばれている。
吉野町に住むデザイナー平野湟太郎さんが、吉野木材青壮年経営者協議会へ呼びかけ、1千枚を作った。金峯山寺も「特産の木材をいかした応援がしたい」との趣旨に賛同。僧侶が1枚ずつに「復興祈願」と毛筆で書き、朱印を押した。護摩たきによる祈祷(き・とう)もした。
「表に名前を書いて表札にしたり、お札として飾ってたりして下さい」。平野さんたちは、1軒ずつ回って、由来を説明しながら住民に表札を渡していた。
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