v10.0
- ID:
- 51619
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0920
- 見出し:
- 白川村景観配慮し水路改修 ヒノキ間伐材、ふたに使用
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20110918-OYT8T00662.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 世界遺産の合掌集落がある白川村荻町のメーン通り(村道)で、「日本の原風景」といわれる景観に配慮した水路改修工事が進んでいる。これまで水路の上ぶたはタイルやコンクリートだったが、今回は上ぶたをヒノキの間伐材で覆い、かやぶき屋根の合掌家屋と調和するようにした。古い町並みがある高山
市では施工されているが、同村では初の試みという。
県飛騨農林事務所が今年3月から工事を始めた。U字溝の水路は幅約70センチと約40センチの2種類があり、それに合わせたヒノキの間伐材(厚さ約3センチ)を順次取り付けている。来年度までに計約470メートルを整備する。
現在の水路の上ぶたは、20年以上前のコンクリート打ちやタイル張り。タイルがはげるなどして傷んできたため、景観に合わせて修復工事を実施することにした。事業費は約2500万円。今後は水路だけでなく、村道のアスファルト舗装も表面を削って中の石を見えるようにすることで道路を自然な色に変え
、人工的な色彩を少なくする方針だという。
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