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- ID:
- 51551
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0913
- 見出し:
- 保津川「筏流し」に興奮
- 新聞・サイト名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001109120004
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- かつて丹波の材木を京へ運んでいた保津川の「筏(いかだ)流し」を再現する催しが10日、亀岡市であった。3連の筏に乗れる「試乗会」に200人以上が参加し、重い杉丸太の浮力や舵取りを楽しんだ。
切りだした丸太を連ねて川を下る筏流しは、奈良時代から続いた。平安京の造営や大坂城築城などの大事業にも貢献したとされるが、明治・大正期に鉄道やトラック輸送が主流になって途絶えた。
この日、主催した「京筏組」は、技術の継承や観光振興を目的に、数年前からかつての「筏士」らから聞き取って伝統の技術を再現。今回は、保津川遊船企業組合の船頭ら5人が筏士役を担った。催しを手伝った京都学園大3年の西野文彦さん(21)は「楽しんでもらいながら歴史を知ってもらう機会になれ
ば」と話す。
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