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- ID:
- 51149
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0801
- 見出し:
- 牛が跳ぶ！？奇祭 えびので２年ぶり開催
- 新聞・サイト名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001107310002
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 牛が丸太を跳び越えるユニークな伝統行事「牛越祭」が、えびの市西川北地区の菅原神社であった＝写真。家畜の無病息災や畜産の繁栄を願う行事だが、昨年は口蹄疫（こう・てい・えき）の影響で中止となり、２３頭は２年ぶりに華麗なジャンプを披露した。
２８日の祭りには、地区の畜産農家９戸が飼う生後２カ月～１３歳の和牛や乳牛が出場。１５０～５００キロの巨体が高さ５０センチの丸太の上を舞うと、観客から大きな歓声が上がった。一方、丸太の前で立ち止まったり跳躍を拒否したりする牛には、温かい叱咤（しっ・た）激励が飛んだ。
４００年以上の歴史をもつ県指定無形民俗文化財。地元保存会の白坂重之会長（７６）は「先人が残した素晴らしい行事を後世に引き継ぐことができた」と話した。
生後１０～１２カ月の牛３頭を出場させた繁殖農家の四元節子さん（６１）は「再開できてよかった。牛越祭がないとこの地区は弾まない」。ただ、福島第１原発の事故の影響で牛の価格は低迷しているといい、「先行きが見えない」と懸念した。
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