v10.0
- ID:
- 51088
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0725
- 見出し:
- トチノキ３０本伐採するな 所有６人、仮処分申請へ
- 新聞・サイト名:
- 産経新聞
- 元URL:
- http://www.sankei-kansai.com/2011/07/24/20110724-055669.php
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 滋賀県高島市の安曇川源流域に残る樹齢４００年前後、高さ２２メートル、幹回り７・２メートルの西日本最大級のトチノキを含む巨木群の所有者６人が、県内の木材業者に対し、トチノキ３０本の伐採禁止を求める仮処分を週明けにも大津地裁に申し立てることが２３日、所有者の代理人への取材で分か
った。植物の保全を目的とした仮処分申し立ては珍しいという。
申立書などによると、所有者らは平成１９～２２年、巨木に特別な価値はないとの説明を受け、業者と伐採や売買の契約を締結。すでに数十本が伐採された。専門家らによる調査で昨秋、巨木群が貴重なトチノキの群生地と評価されたため、巨木保全のため伐採を禁止することを求めている。
トチノキは主に建材に利用され、西日本には巨木はほとんど残っていないとされる。専門家らから保全を求める声が上がっており、滋賀県が今年度から保全事業に取り組んでいる。
..
