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- ID:
- 51068
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0722
- 見出し:
- 「えにわマルシェ」スタート
- 新聞・サイト名:
- 北海道新聞
- 元URL:
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/306844.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 農産物の直売や飲食、手芸など、市場のように市民がさまざまな店を出す「えにわマルシェ」(実行委主催)が、道と川の駅「花ロードえにわ」で初めて開かれた。1年目の今年は10月まで毎月開く計画で、運営側は初回の成果を踏み台に、人の流れを作り出す方法などの改善点を確認し、8月20日の次
回に備える。(鈴木誠)
マルシェは原田裕市長が2009年の市長選のマニフェストに掲げた。作り手や売り手、買い手の市民が交流し、新たなつながりを生む場を目指し、今年4月には市民主体の実行委(山田聡子委員長)が発足した。
16、17の両日の初回マルシェは、あいにくの天気だった。その中でも小雨となった17日は、飲食や手芸品などの参加17店が多くの客でにぎわい、店の人と会話をしながら買い物を楽しんでいた。
両日の来場者の7割は市内からで、恵庭近郊から国道36号を使って札幌や千歳方向へ向かう途中の人もいた。
祝儀用の水引でつくった置物を販売した市内の玉木富美さん(68)は、「市内には今回のように人が集まる場所があまりなかった。店の人同士の交流にもなったと思う」と話した。また、丸太25
件をくりぬいたプランターを買った千歳市の山本詩子さん(57)は、「お店の人ともたくさん話せて楽しかった」と、満足そうだった。
一方、運営面の課題も見つかった。特に16日は来場者を誘導する案内板がなく、店舗のテントも会場入り口側を向いていなかったため、道の駅の駐車場側からは何をしているのか分からなかったという。山田実行委員長は「人の流れをつくれなかった。改善して、よりよいマルシェを目指したい」と、試行錯誤
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