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- ID:
- 50759
- >年度
- 2011
- >月日:
- 0616
- >見出し:
- 日光で神社境内に植える--大室小児童
- >新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- >元URL:
- http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110615ddlk09100169000c.html
- >写真・動画など:
- なし
- >記事内容
- 日光市大室の大室高〓(たかお)神社(狐塚泰久宮司)境内で14日、近くの市立大室小学校5年の児童がワサビの苗を植えた。森林環境教育を進める地元NPO「大室の森林をつなぐ会」(高橋一三会長)が提案し、同小が総合学習の時間を利用して実現した。
「つなぐ会」は、地域づくりの一環として住民が集える鎮守の森を復活させようと、06年に発足。間伐など神社を中心に里山約15ヘクタールを手入れし、カブトムシを育てたり神楽の演奏を学ぶなど交流の場づくりに取り組んできた。
今回は、おいしいわき水が豊富な同神社周辺に着目し、周辺でワサビ田を整備。この日、メンバーの斎藤文明さんらの指導で、参加した81人の児童は二手に分かれ、それぞれ株を手にワサビ田へ。足を取られながらも、歓声を上げながら次々と植えていった。
大島洸飛君(10)は「ぬるぬるして気持ち悪かったけど、おもしろかった」と笑顔。担任の桑久保成美教諭は「全員初めてだけど、いい経験」と目を細めた。この後、スギとヒノキの燃え方の違いや輪切りにしたスギの木に今年の目標を書き込む木工教室などを楽しみながら、森林の大切さを学んだ。
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