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- ID:
- 48028
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1006
- 見出し:
- 高校の学園祭の足湯用に 天龍の温泉を提供
- 新聞・サイト名:
- 信州LiveOn
- 元URL:
- http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_166770
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 天龍村は村温泉施設「おきよめの湯」(神原)をPRしようと、愛知県豊橋市の桜丘高校で3日に開かれた学園祭の会場にタンクローリーで温泉を運び、足湯用として提供した。村外に温泉を提供するのは初めて。学園祭の参加者ら大勢が温泉を満喫した。
足湯は同校の生徒たちの企画。相談を受けた同校教諭が7月、知人で飯田市で会社を営む池田耕二さん(62)=天龍村出身=を通じて村に温泉の提供を依頼した。村にとっては「おきよめの湯をPRできる絶好の機会」。無償提供を決め、村内での温泉輸送に使っているタンクローリーで4千リットルを同
校に運んだ。
池田さんは村民と協力して足湯用の浴槽も製作。村内のスギの間伐材を使い、縦1・8メートル、横1・2メートル、高さ1メートルの浴槽を四つ用意し、事前に同校に届けた。当日は生徒たちが専用の機器で加温した。
学園祭を訪れた人たちは湯に足を浸し「泉質がいい」などと話していた。同校3年の伊藤薫平君(18)は「ねっとりとした泉質。行ってみたくなった」と話していた。大平巌村長は「愛知県から人を呼ぶことが村観光の活性化につながる。今後もできる限りアピールしていく」としている。
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