v10.0
- ID:
- 48018
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1005
- 見出し:
- サキシマフヨウ・ハシカンボク:奄美に秋の訪れ
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20101004ddlk46040381000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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奄美地方の秋を彩るサキシマフヨウとハシカンボクが、山中の林道沿いなどで、いずれも薄ピンク色や白色の花を咲かせ始めた。
ノボタン科のハシカンボクは、常緑低木で高さ1メートルほど。2~3センチの小さな花が、涼風が吹き始めるころに開く。九州南部から沖縄県にかけて自生する。森林伐採や林道開発などで生息環境は悪化しており県のレッドデータブックで準絶滅危惧(きぐ)種に分類されている。
サキシマフヨウはアオイ科。南西諸島に広く分布し、直径10センチほどの優雅な花を咲かせる。南国の代表的な花のハイビスカスと同種で、島民に秋の訪れを告げる花として親しまれている。
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