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- ID:
- 47821
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0924
- 見出し:
- 竹林活用し地域おこし 九工大と共同研究協定を締結
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100923ddlk40010465000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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八女市はこのほど、荒廃の進む竹林を地域おこしに活用しようと、九州工業大(北九州市)と共同研究する協定を締結した。八女市へ編入合併された旧立花町では、既に竹繊維を使った食器が開発されており、さらなる活用が期待される。
市によると、市内の竹林面積は約2460ヘクタール。かつてはタケノコの生産が盛んだったが、安価な中国産に押されるなどしたため、放置される竹林が次第に増え、現在3分の2以上が荒廃しているという。
協定内容は、竹の粉炭を使った飼料など新たな製品開発、竹堆肥(たいひ)の成分分析と効能調査など4項目。期間は9月17日~14年3月31日まで。
市林業振興課は「竹の生命力は強く、毎年増え続ける。堆肥への活用など、大量処分できる用途を早い段階で見いだし、目に見える成果を挙げたい」と話している。
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