v10.0
- ID:
- 47744
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0916
- 見出し:
- 温暖化対策条例 改正案の提出へ 京都
- 新聞・サイト名:
- 産経新聞
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/kyoto/100916/kyt1009160156003-n1.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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府は15日、9月定例府議会(22日開会)に温室効果ガス(CO2)排出量削減の中長期目標(数値目標)や、多くの資材を使う大規模建築物に木材の使用を義務化するという内容を盛り込んだ府地球温暖化対策条例の改正案を提出すると発表した。府議会の可決を得て、来年度からの施行をめざす。
温暖化対策条例に中長期の数値目標や、建物への木材使用の義務化を盛り込むのは都道府県レベルでは初めてという。
数値目標のうち中期は平成42年度までに40%削減(2年度比)、長期は62年度までに80%削減(同)で、当面の目標としては32年度までに25%削減(同)をかかげる。京都市もすでに同じ数値目標の温暖化対策条例案をまとめており、実質的に共同条例となっている。
木材の使用義務化の対象は、延べ床面積が2千平方メートル以上の建築物で、木材は府内産。木材需要を拡大することで森林整備を進め、CO2の吸収機能を高めるねらい。
条例案では同時に、大規模建物への再生可能エネルギー導入の義務化もかかげており、この2つの規定の施行時期については24年度からとしている。
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