v10.0
た。
- ID:
- 47398
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0825
- 見出し:
- 遊びのなかの色と形 クルト・ネフ&アントニオ・ヴィターリ 2
- 新聞・サイト名:
- エキサイトイズム
- 元URL:
- http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_19963/pid_2.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- まずは「クルト・ネフの世界」へ。「Naef-
spiel」(1958年)。いちばん最初に作られたネフ・スピールである。このリボン型のパーツを組み合わせて立体を構成する。パーツの向きや組み方によって面白いかたちができあがる。この初期のデザインは、切れ込みの角度が浅い(110度)。その後何度も改良を重ねられており、現在切れ込みの角度は90
度。切れ込みの先端部分は積み上げやすいよう平らになっている。ネフ・スピールの製造工程をみることができる。ネフ・スピールにはカエデの木が用いられるが、まずはその木目をチェックし、塗装する色ごとに振り分けていく。ネフ・スピールは黄・赤・緑・青の4色。塗装の際に発色を美しくするため、一番色みの薄い黄色には木目があまりついていず美しい白木のパーツが選ばれ、その他の色は木目の程度に合わせて振り分けられていく。濁りのない美しい黄色の秘密は、そんなところにあったのだ。
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